なぜ「凪の航跡」を作ったのか

海を進む帆船

『大航海時代 Online』を始めたのは、ずいぶん昔のことです。

βテストの頃から遊んでいて、その後は3年、5年、10年と長い休止を何度も挟みました。
それでも不思議なもので、しばらく離れていると、また海に戻りたくなる。

そして今回も戻ってきました。

久しぶりに航海してみると、昔覚えていたことは驚くほど忘れています。

「あのクエスト、どこで受けるんだっけ」
「この発見物の前提は何だったかな」
「この地図、どこで手に入れるんだ?」

復帰してあらためて感じたのは、クエストや発見物の情報を追いかけること自体が、思っていた以上に楽しいということでした。

どこで受けるのか、何が必要なのか、どんな場所で見つかるのか。
実際に航海しながら一つずつ確認していくうちに、その記録を自分なりの形で残しておきたくなりました。

だったら、自分で確認しながら整理してみよう。

それが「凪の航跡」を作り始めたきっかけでした。

データだけでは、少しもったいない

最初は、クエストや発見物の情報を整理できれば十分だと思っていました。

受注都市、必要スキル、進行ルート、発見場所。
実際に遊ぶうえでは、それだけでも役に立ちます。

でも発見物を登録しているうちに、気になることが増えてきました。

「これは実際にはどんな生き物なんだろう」
「この遺跡には、どんな歴史があるんだろう」
「ゲームの説明に出てくる話は、どこまで史実なんだろう」

調べ始めると、これがなかなか面白い。

ゲームでは数行で終わる発見物にも、その向こう側には歴史や生態、地理、宗教、芸術があります。

そこで「凪の航跡」では、発見物の基本情報だけでなく、できる限りひとつずつ考察を付けることにしました。

ゲームを遊びながら、少しずつ残していく

このサイトを完成させてから遊ぼう、とは考えていません。

むしろ逆です。

航海して、クエストをこなして、発見して、その結果を少しずつ残していく。
間違いを見つけたら直す。分からないことは、分からないまま書かない。

たぶん、その繰り返しです。

長い休止を何度も挟んできた自分が、今度どこまで航海を続けるのかは分かりません。

でも、今回の航海には航跡が残ります。

いつかまた海を離れる日が来ても、戻ってきたときに続きをたどれるように。

そんな場所になればいいと思っています。

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