アラフラ海の沿岸部 カカドゥより東

発見物情報
補足
ナマコの一種。珊瑚礁の浅い海底に見られ、その細長い形状から蛇と間違われることがある。水を吸うと体長が伸び、3mを越えるという。先端には十数本の触手が生え、見た目を不気味に感じる者も少なくない。
考察
オオイカリナマコは、イカリナマコ科に属する大型のナマコで、学名は Synapta maculata。インド洋から西太平洋の熱帯域に広く分布し、サンゴ礁周辺の浅い砂地や海草の生える海底などで見られる。一般的なナマコのような太い体ではなく、細長い円筒形をしており、伸びると2mを超え、まれに3mほどに達する。ウミヘビと見間違えられることがあるほど、独特の姿をしている。
頭部には15本の羽状の触手があり、海底表面の有機物などを取り込んで食べる。体には管足がなく、その代わり皮膚の中に多数の「錨」の形をした小さな骨片を持つ。この骨片が周囲の物に引っ掛かることで体を固定したり移動したりするため、「イカリナマコ」という名前が付いた。触ると骨片が手や布に引っ掛かることもあるという。
非常に細長く柔らかな体と、口元に並ぶ触手の姿は確かに異様に見えるが、その形は浅い海底を這いながら餌を集める生活に適したものでもある。ゲーム内説明にある「3mを越える」「十数本の触手」という特徴も、実際のオオイカリナマコとよく一致している。不気味さの正体をたどると、浅い海で生きるための特殊な体のつくりが見えてくる。
