長崎の北東の洋上 日本列島西岸付近

発見物情報
補足
日本の中国地方に位置する海岸砂丘。
見た目は小規模な砂漠のようだが、雨や雪が降り、砂丘独特の動植物も多く見られる。
考察
鳥取砂丘は、鳥取県の日本海沿岸に広がる代表的な海岸砂丘である。現在一般に鳥取砂丘と呼ばれるのは千代川右岸の浜坂砂丘を中心とした地域で、大きな起伏や「スリバチ」と呼ばれるくぼ地、風が砂の表面につくる風紋など、多彩な砂丘地形を見ることができる。1955年には国の天然記念物に指定され、日本を代表する砂丘景観として保護されている。
この大量の砂は、長い時間をかけて山から海へ運ばれてきた。中国山地の岩石が風化して生じた砂が千代川によって日本海へ運ばれ、沿岸流や波で海岸へ打ち上げられる。さらに冬の強い北西季節風がその砂を内陸へ吹き上げることで、現在の砂丘が形づくられた。つまり鳥取砂丘は、山・川・海・風という複数の自然作用が重なった結果である。
一見すると乾燥した砂漠のようにも見えるが、鳥取砂丘は雨の多い地域にある。砂は水を保持しにくく、夏には表面温度が50度を超えることもあるため、生物にとっては厳しい環境となる。それでもコウボウムギやハマニガナなどの植物、砂地に適応した昆虫やクモ類が生息しており、動く砂の景観とともに独特の生態系を形づくっている。
