発見物情報
- 発見場所ブリテン島北
- 必要スキル探索 Lv4・財宝鑑定 Lv6
- 冒険経験値165
- 初回発見日2026年9月27日
- 最終確認日2026年9月27日
補足
セイウチの牙に精巧な彫刻を施したチェスの駒。その形状から12世紀のノルウェーまたはスウェーデンで制作されたものと思われる。
考察
ルイスのチェス駒は、1831年にスコットランド北西部のルイス島で発見された中世のチェス駒群である。発見された一群には複数組のチェスセットに属すると考えられる駒が含まれ、王、王妃、司教、騎士、兵士などが人間の姿で精巧に彫刻されている。多くはセイウチの牙から作られ、一部にはマッコウクジラの歯も用いられている。
制作時期は12世紀後半から13世紀初頭ごろと考えられ、彫刻様式や類似する作品からノルウェーで作られた可能性が高い。特に玉座の装飾には当時のノルウェー教会彫刻との共通点が見られる。発見地のルイス島を含むヘブリディーズ諸島は当時ノルウェー王国の勢力圏にあり、北大西洋を結ぶ交易や文化交流の中でこれらの駒が運ばれたと考えられている。
ゲーム内の説明では「12世紀のノルウェーまたはスウェーデンで制作」とされているが、現在の主要な博物館資料ではノルウェー制作説がより有力で、スウェーデン説は一般的ではない。また、これらは単なる遊戯道具ではなく、貴重な象牙を用いた高級品でもあった。チェスが中世ヨーロッパの上流社会へ広がっていたことや、北欧とブリテン諸島の文化的なつながりを示す資料としても重要な発見物である。

