発見物情報
- 発見場所ヴェネツィア、ヨーロッパ東部
- 必要スキル探索 Lv1・美術 Lv2・イタリア語
- 冒険経験値100
- 発見時の報酬依頼斡旋書x4 (アイテム)
- 初回発見日2026年9月6日
- 最終確認日2026年9月6日
補足
フラ・アンジェリコ作の祭壇画。鮮やかな色彩で描かれたこの絵は作者の敬虔な信仰心を如実に表している。アンジェリコの名は通称で、穏やかな修道僧であった彼を「天使のようだ」と表現したものだそうだ。
考察
《受胎告知》は、フラ・アンジェリコが1425〜1426年頃に制作した祭壇画で、現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている。もとはフィレンツェ近郊フィエーゾレのサン・ドメニコ修道院のために描かれた作品で、中央には大天使ガブリエルからキリスト懐胎を告げられる聖母マリア、左側には楽園を追われるアダムとイヴが配されている。人類の堕罪と救済を一つの画面に結びつけた構成である。
画面には金地や鮮やかな色彩といった後期ゴシック的な美しさが残る一方、柱廊や建築空間には初期ルネサンスらしい奥行きの表現が取り入れられている。プラド美術館も、この作品をイタリア後期ゴシックと新しいルネサンス表現が融合した例として位置づけている。細部まで丁寧に描かれた植物や衣服、建築も、アンジェリコの特徴の一つである。
フラ・アンジェリコは本名をグイド・ディ・ピエトロといい、ドミニコ会に入ってフラ・ジョヴァンニ・ダ・フィエーゾレと名乗った。「フラ・アンジェリコ」という呼称は生前の正式名ではなく、死後に定着したものとされる。彼にとって絵画は単なる装飾ではなく、宗教的な信仰と深く結びついた営みだった。
『大航海時代 Online』では「受胎告知_アンジェリコ」として発見するが、実物を見ると、中世的な宗教画の美しさとルネサンスの新しい空間表現が同居する、時代の転換点を映した作品なのである。

