デュランダル

『デュランダル』を発見したゲーム画面

クエストシリーズ「デュランダル」#4 最終話

発見物情報

補足

聖騎士ローランが愛用したと伝えられる、水晶をあしらった名剣。鍛え抜かれた刀身は岩をも砕くという。多くの変遷を経て、アムステルダムの教会に安置されていたところを発見された。

考察

デュランダルは、『ローランの歌』で英雄ローランが振るう伝説の剣である。瀕死となったローランは、名剣が敵の手に渡ることを恐れ、岩に何度も打ちつけて折ろうとする。しかし岩が割れても刃は損なわれず、最後まで破壊することができなかった。中世の物語において剣は単なる武器ではなく、持ち主の名誉や身分を示す重要な象徴であり、デュランダルはローランそのものを表す聖なる武器へと発展していった。

物語では柄に聖ペテロの歯、聖バシレイオスの血、聖ドニの毛髪、聖母マリアの衣の一部という聖遺物が納められているとされる。この設定によって、ローランの戦いは単なる武勇ではなく、キリスト教世界を守る戦士の使命と結びつけられた。後世にはフランスのロカマドゥールにも「デュランダル」が岩壁に残ったという別の伝説が生まれ、各地でローランの記憶と剣の物語が重ねられていった。

ゲーム内の説明にある「岩をも砕く」という特徴は、『ローランの歌』でローランが岩に剣を打ちつける場面を踏まえたものと考えられる。ただし、水晶をあしらった剣という特徴や、シチリア、イスパニア王家を経てアムステルダムへ伝わったという来歴を裏付ける史料は確認できない。デュランダルは実在が確認された歴史的武器ではなく、中世文学と各地の伝承によって姿を変えながら受け継がれてきた伝説の剣と見るのが適切である。

この発見物を入手できるクエスト

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