ヴェールの女

『ヴェールの女』を発見したゲーム画面

発見物情報

  • 発見場所ジェノヴァ、ヨーロッパ西部
  • 必要スキル探索 Lv3・美術 Lv5・イタリア語
  • 冒険経験値310
  • 発見時の報酬絵画鑑定術 財宝鑑定+1 (アイテム)、 メモリアルアルバム_冒険者の入門書 (その他)
  • 初回発見日2026年9月6日
  • 最終確認日2026年9月6日

補足

ラファエロ作の、女性の肖像画。ラファエロの恋人に貴族の婚礼衣装を着せた姿だとも言われている。多忙なラファエロは弟子に手伝わせることが多かったが、この絵は一人で描きあげたという。

考察

《ヴェールの女》は、ラファエロが1512〜1515年頃に描いた女性肖像画で、現在はフィレンツェのピッティ宮殿・パラティーナ美術館に所蔵されている。髪を覆うヴェールは既婚女性であることを示すとされ、そこからこの通称が生まれた。モデルの正体は現在も確定していないが、ジョルジョ・ヴァザーリは、ラファエロが生涯愛した女性マルゲリータ・ルティ、通称「ラ・フォルナリーナ」であると記している。一方で、豪華な衣装や宝飾品から、依頼を受けて描かれた若い貴族女性の肖像と見る説も有力である。

女性は身体をわずかにひねった三四分像で描かれ、暗い背景から明るい肌と絹の衣装が浮かび上がる。右手を胸元に添える仕草は愛や敬虔さを示すとも解釈されるが、もう一方の腕と大きくふくらんだ袖は、布地の質感や光の反射を見せるための重要な要素でもある。とりわけ衣装表現の精緻さは、この作品をラファエロの肖像画の頂点の一つにしている。

DBでは「ラファエロが一人で描き上げた」とされるが、今回確認したウフィツィ美術館の公式解説では、その点までは確認できなかった。ここは断定せず、作品そのものの完成度と作者帰属に絞る方が安全である。

『大航海時代 Online』では「ヴェールの女」として発見するが、実物を知ると、単なる恋人の肖像というより、モデルの正体そのものが今も議論され続ける一枚であることが分かる。人物の内面と衣装の華やかさ、その両方を一つの画面に封じ込めたラファエロ晩年の肖像表現が、この作品の大きな魅力なのである。

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