発見物をあれこれ進めていて、最近なんとなく思うことがある。
効率のいい冒険の進め方って、たぶん史跡と地理を先に消化していくのが正解っぽい。
もちろん、最初からそんな作戦を立てていたわけではない。
こっちはただ、目の前に出てきたクエストを「ほほう」と受けて、「なるほどわからん」と迷って、「とりあえず行くか」で進めてきただけである。
計画性は、たまに海に置いてきている。
それでも進めていくうちに、どうも流れが見えてきた。
クエストって、いきなり核心には行かせてくれなくて、まず「その場所を見つけてきて」「その遺跡を見てきて」「その土地を確認してきて」という話が多い。
つまり、まず現場ありきなのだ。
たしかに言われてみればその通りで、場所もわかっていないのに、その先の財宝だの遺物だの伝説だのを掘れと言われても、そりゃ無茶である。
「まず地図を広げましょう」「まず現地に行きましょう」という、ずいぶん堅実な話だった。
冒険というより、下準備がしっかりしている営業マンみたいである。
史跡クエストを片づけていると、あとから「あ、これ前提だったのか」と気づくことがけっこうある。
地理も同じで、「あの場所を発見済みだから次が出た」という場面がちょくちょくある。
こつこつ地面をならしていたら、後ろから派生クエストがぞろぞろ付いてくる感じだ。
なんというか、芋づる式である。ありがたいけど、ちょっと笑う。
逆に、財宝や歴史遺物から先に行こうとすると、話は魅力的なのに「その前にあそこの奥地を開けてください」「その前に遺跡を見つけてください」と言われがちで、結局いったん出直しになる。
宝探しに行ったつもりが、「受付は2番窓口です」と案内されるあの感じ。
冒険にも順路があるらしい。
じゃあ、これってどこかのガイドに書いてある定番の進め方なんだろうか。
もしそうなら、もっと早く教えてほしかった。
こちらはだいぶ遠回りしながら、現地で身をもって学んでいる。
いや、遠回りも冒険のうちなんですけどね。たぶん。きっと。そういうことにしておく。
しばらくは、史跡と地理を優先して進める方針でいこうと思う。
派手な財宝に目を奪われても、まずは地味に場所を押さえる。
華やかな宝の前に、地道な下見。
冒険者というより、だんだん段取りのいい調査員みたいになってきたけれど、たぶんそれで合っている。はず・・・
