古代のお財布事情

最近、古代の遺物を調べる機会が増えています。

王様の像、石に刻まれた法律、立派な宮殿の跡。昔の人たちは、ずいぶんいろいろなものを後世に残してくれました。

そして今回、気になったのが「リディアの貨幣」です。

貨幣。つまり、お金。

ついに古代人のお財布事情にまで踏み込んでしまいました。

リディア王国は、現在のトルコ西部に栄えた国です。紀元前7世紀ごろには、金と銀が自然に混ざったエレクトラムという金属で貨幣が作られていたそうです。

世界で最初の貨幣かどうかには議論もあるようですが、初期の鋳造貨幣として重要な存在なのは確か。

それにしても、最初に金属の塊へ印を押して「これ、お金として使おう」と考えた人は、なかなか大胆です。

オリーブが同じことをしたらどうなるでしょう。

拾ってきた石にオリーブの絵を描いて、「これでパンをください」と酒場へ持ち込む。

たぶん店主に怒られます。

いや、その前にパンを売ってもらえません。

でも、お金というものは不思議です。

金属そのものに価値があったとしても、重さや品質を確かめ、誰もがそれを受け取ってくれなければ、安心して使うことはできません。

そう考えると、貨幣の歴史は、人間が何を信用してきたのかという歴史でもあるんですね。

……などと、少し賢そうなことを考えてみました。

ところで、『大航海時代 Online』の世界では、船を修理するにも、船員を雇うにも、お金がかかります。

遠くまで航海して、ようやく港にたどり着いたと思ったら、補給や修理で財布が軽くなる。

古代の貨幣を調べていたはずなのに、なぜか自分の懐事情が気になってきました。

数千年前から現在まで、お金にまつわる悩みは尽きないようです。

さて、次の発見物を探しに行きましょう。

できれば今度は、もう少しお財布が潤う発見をお願いします。

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