日々技術は進歩する

古い書物

クエストシリーズ「サルベージャ転職クエスト」#2 最終話

クエスト情報

  • 依頼都市アテネ掲載されていない都市で受注できた方は、ぜひ教えてください。受注都市の情報を送る →
  • 難易度★5
  • 学問・種別考古学
  • 前提クエスト海底に眠る魂
  • 必要スキル視認 Lv5・ギリシャ語
  • 最終確認日2026年10月26日
  • 転職クエスト対象
  • 転職証海底探査許可証

依頼文

あんた、前にマルティネンゴさんの依頼を引き受けたことがあるよな。
あんた指名で依頼したいことがあるらしいぜ。市場にはあまり出回ってない道具の調達を頼みたいとさ。
なんだか厳しそうな内容だが、それなりの見返りは用意するって話だ。
くわしい話は依頼者に聞いてくれ。

ゲーム内の依頼文より

進行ルート


アテネ|技師マルティネンゴ(マルティネンゴ邸)
情報を入手。

強化サルベージロープを2個調達する。

アテネ|技師マルティネンゴ(マルティネンゴ邸)
強化サルベージロープを2個渡す。

考察
スウェーデン王グスタフ2世アドルフの命によって建造されたヴァーサ号は、17世紀のバルト海における軍事的優位を象徴する巨大軍艦だった。全長約69メートル、64門の大砲を備え、船体には王権の威光を示す数百もの彫刻が施されていた。しかし、この壮麗な軍艦が戦場に到達することはなかった。

1628年8月10日、ストックホルム港を出航したヴァーサ号は、わずか約1300メートル進んだところで突風を受けて大きく傾いた。開いていた砲門から海水が流入し、船は初航海の途中で沈没した。原因は単なる悪天候ではなく、船体の上部が重すぎ、重心が高くなっていたことにあった。出航前の安定性試験でも危険が認識されていたが、十分な対策は取られなかった。

沈没後、船体を引き揚げようとする試みが繰り返されたものの、海底の泥に埋もれた巨体を動かすことはできなかった。1663年から1665年にかけて、アルブレヒト・フォン・トライレーベンらは方針を変え、潜水鐘を用いて高価な青銅製大砲の回収に挑んだ。水深約30メートルの暗く冷たい海中で、潜水者たちは特殊な道具を使って大砲を取り外し、55門の回収に成功した。これは17世紀の潜水技術が達成した大きな成果だった。

ヴァーサ号の船体そのものが引き揚げられたのは、沈没から333年後の1961年4月24日である。冷たく酸素の乏しい海底環境に守られた木造船は驚くほど良好な状態で残り、現在はストックホルムのヴァーサ博物館で保存されている。

王国の威信をかけた最新鋭軍艦は、その力を示す前に海底へ消えた。しかし、皮肉にもその沈没によって、17世紀の造船技術や船上生活を伝える貴重な歴史資料となったのである。

航海メモ

ヴァーサの考察を掲載しました。ゲームの中でも出てくる戦艦ですね。

物語の航路

#2日々技術は進歩する最終話このクエスト
目次