アラフラ海

木製の机に広げた宝の地図とコンパス

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ディリのある島の東南東に広がる海

発見物情報

  • 発見場所バンダ海、東南アジア(海域)
  • 発見座標6098,5102
  • 入手都市アンボイナ・テルナーテ
  • 地図名書きかけの地図
  • 前提発見物ティモール島
  • 必要スキル地理学 Lv4・視認 Lv4
  • 冒険経験値110
  • 初回発見日2026年11月7日
  • 最終確認日2026年11月7日

補足

ニューギニア島の南西部に広がる遠浅の海。この海域を南下すれば広大な陸地があるというが…。

考察

アラフラ海は、ニューギニア島の南西岸とオーストラリア大陸の北岸に挟まれた海域である。西にはアルー諸島やタニンバル諸島があり、東はトレス海峡方面へと続く。広大な海でありながら水深は比較的浅く、その海底には地球の気候変動と人類の移住に関わる壮大な歴史が隠されている。

この海の大部分は、オーストラリア大陸からニューギニア島へ延びる「サフル陸棚」の上に位置する。最終氷期の最寒冷期、およそ2万年前には、海水が大量の氷として陸上に蓄えられ、世界の海面は現在より約120m低かった。その結果、現在のアラフラ海やカーペンタリア湾の広い範囲が陸地となり、ニューギニア島とオーストラリア大陸は地続きになっていた。

この一続きの陸地は「サフル」と呼ばれ、タスマニア島も含む巨大な陸塊を形成していた。現在は海底に沈んでいる場所にも、河川や湖沼、平野が広がっていたと考えられている。海面が上昇すると低地は水没し、かつて陸続きだったニューギニアとオーストラリアは海によって隔てられた。

サフルの歴史は、人類の移住とも深く結びついている。人類がこの地域へ到達した時期には研究上の議論があるが、少なくとも数万年前には人々が暮らしていた。東南アジアからサフルへ渡るには、海面が低い時代でも島々の間に残る海を越える必要があった。初期の移住者たちは、何らかの舟を利用する知識と技術を持っていたと考えられている。

また、アラフラ海は人々の交流を支える海でもあった。特に18世紀以降、スラウェシ島のマカッサルから来た航海者たちは、オーストラリア北岸でナマコを採集し、現地の先住民と交易を行った。こうした交流は、物資だけでなく言葉や文化にも影響を残している。

「アラフラ」という名称の語源には諸説がある。ポルトガル語に由来するという説もあるが、モルッカ諸島の山地に暮らす人々を指した呼称と結びつける解釈もあり、単純には断定できない。

現在は海となったアラフラ海の底には、かつて人々や動物が行き交った大地の痕跡が眠っている。海図に描かれた浅瀬の向こうには、海面の変化によって姿を変えてきた、もう一つの大陸の歴史が広がっているのである。

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