発見物情報
- 発見場所黒海
- 発見座標1532 , 2922
- 必要スキル視認 Lv2・地理学 Lv4・ギリシャ語
- 冒険経験値90
- 初回発見日2026年9月13日
- 最終確認日2026年9月13日
補足
黒海の北部に張り出している半島。北東の囲まれた海域はアゾフ海という。半島の南部は温暖で過ごしやすい。14世紀の黒死病の大流行は、ここから始まったのだそうだ。
考察
クリミア半島は、黒海の北岸から大きく張り出した半島で、南には黒海、北東にはアゾフ海を抱える。古くから交易や軍事の要衝であり、黒海沿岸と地中海世界を結ぶ航路の中でも重要な位置を占めてきた。
14世紀の黒死病との関係で特に知られるのが、クリミア半島東部の港町カッファである。当時ここにはジェノヴァ商人の拠点があり、黒海交易の重要港として栄えていた。1340年代、カッファ周辺で疫病が広がったのち、港を出た船が地中海各地へ向かったことから、黒死病がヨーロッパへ拡大する経路のひとつになったと考えられている。
ただし、黒死病そのものがクリミア半島で発生したという意味ではない。現在では、その原因となったペスト菌は中央アジア方面から交易路を通じて西へ広がり、黒海沿岸へ到達したとみられている。クリミアは「発祥地」というより、東西を結ぶ交易網の中で流行が大きく西方へ広がる転換点だったと見る方が正確だろう。
『大航海時代 Online』では、アテネで黒死病の歴史を調べたのち、黒海へ向かってクリミア半島を発見する。地形の確認だけでなく、交易と人の移動が病の拡大にもつながったという、航海時代以前から続く海路の影響を感じさせる発見物である。

