発見物情報
- 発見場所バルト海、バルト海南西
- 必要スキル生態調査 Lv1・生物学 Lv2・ノルド語
- 冒険経験値45
- 初回発見日2026年9月15日
- 最終確認日2026年9月15日
補足
黒というよりは茶色の毛のテン。冬毛が大変美しく、毛皮はセーブルと呼ばれて珍重される。乱獲のせいか、近年はほとんど見られなくなったようだ…。
考察
クロテンはイタチ科テン属の小型哺乳類で、ロシアを中心にシベリア、モンゴル、中国北部などの森林地帯に広く分布している。日本では北海道にも近縁の個体群が見られる。体毛は淡い茶色から非常に濃い褐色まで幅があり、特に冬毛は密で柔らかく、防寒性に優れている。森林内では地上と樹上の両方を利用し、小型哺乳類や鳥、昆虫などを捕食するほか、果実なども食べる。
クロテンが歴史的に特別な意味を持ったのは、その毛皮の価値によるところが大きい。いわゆる「セーブル」は中世以来、高級毛皮として珍重され、とくにロシアでは重要な交易品となった。毛皮需要の増加によって各地で捕獲圧が高まり、地域によっては個体数が大きく減少した時期もある。その一方で、保護や狩猟規制、個体数管理が進められ、現在では広い分布域を維持している。
『大航海時代 Online』の「クロテン」は、単なる珍しい動物ではなく、自然史と交易史が交差する発見物として見ると面白い。森に暮らす小さな動物が、その毛皮の価値によって遠く離れた市場や人々の生活と結びついていく。生物を発見することが、そのまま北方世界の交易や資源利用の歴史へつながっていく点に、この発見物らしさがある。

