アデンから東の島周辺

発見物情報
補足
ドジョウやナマズに似た海水魚。背中に毒針を持つ。釣り上げたときにうっかり握ると大変なことになる。幼魚は群れて生活するため成魚より危険である。
考察
細長い体と口元のひげから、ドジョウやナマズを思わせるゴンズイ。実際には海に暮らすナマズの仲間で、インド洋から西太平洋にかけて広く分布する。沿岸の岩礁やサンゴ礁、汽水域などで見られ、口の周囲には4対のひげを持つ。背びれと胸びれの先には鋭い棘があり、そこに毒があるため、素手で触れるのは危険である。
とくに特徴的なのが幼魚の行動である。幼魚は数十から100匹ほどが密集し、ひとつの大きな塊のようになって泳ぐことがある。この集団は「ゴンズイ玉」と呼ばれ、外敵に対して一匹の大きな生物のように見せる効果があるとも考えられている。成長すると単独、あるいはより小さな群れで行動するようになるため、ゲーム内説明の「幼魚は群れて生活する」という点は実際の生態とよく一致している。
ただし、幼魚の方が成魚より毒そのものが強い、という単純な意味ではない。密集した群れに不用意に触れれば、毒棘を持つ多数の個体に同時に接触する危険が高まるという点で注意が必要である。海底では甲殻類や軟体動物、ゴカイ類などを探して食べる。見た目は素朴でも、群れの行動と毒棘という二つの防御手段を備えた、なかなか侮れない海のナマズである。
