発見物情報
- 発見場所アフリカ南岸
- 必要スキル生態調査 Lv2・生物学 Lv4・西アフリカ諸語
- 冒険経験値105
- 初回発見日2026年9月15日
- 最終確認日2026年9月15日
補足
アフリカに咲く花。横に吹き出すような花の姿が鳥のくちばしや尾羽のようで美しい。栽培できれば観賞用として人気が出そうだが、アフリカの植物なので難しいかもしれない。
考察
ストレリチアはゴクラクチョウカ科ストレリチア属の多年草で、代表種ストレリチア・レギナエの学名はStrelitzia reginae。南アフリカのケープ地方からクワズール・ナタールにかけて自生し、地下茎から大きな葉を束状に伸ばす。最も目を引くのは、舟形の苞から橙色と青紫色の花が横向きに現れる独特の姿で、その形が鳥の頭や冠羽を思わせることから、英語ではBird-of-Paradise Flower、日本ではゴクラクチョウカと呼ばれている。多年草であり、条件が合えば株を広げながら長く育つ植物である。
花の形は単に奇抜なだけではなく、受粉の仕組みとも深く結びついている。Kewは、鳥が蜜を求めて青い花弁部分にとまると、その重みで雄しべが押し出され、鳥の胸や足に花粉が付着する仕組みを説明している。南アフリカ国立生物多様性研究所ではタイヨウチョウ類が関与する可能性が述べられている一方、その役割には未解明な部分も残る。種子には鮮やかな橙色の付属体があり、鳥による散布も考えられている。つまり、その鳥を思わせる姿と鳥との関係は、見た目以上に興味深い。
『大航海時代 Online』の「極楽鳥花」では、南アフリカ特有の奇妙な花として調査が始まり、カリビブで情報を得たのちアフリカ南岸で発見する。依頼文では「多年草なのか」「どうやって増えるのか」すら分からない未知の植物として扱われるが、実際には地下茎で株を広げ、鳥との関係を利用して繁殖する高度に適応した植物である。外見の珍しさから入り、その生態へ踏み込んでいく流れが、生物学クエストらしい面白さになっている。

