クエスト二部作「ハドリアヌス」#2
発見物情報
- 発見場所ブリテン島北、ブリテン島東岸
- 前提発見物ハドリアヌス帝の大理石像
- 必要スキル考古学 Lv10・視認 Lv8
- 冒険経験値475
- 初回発見日2026年10月4日
- 最終確認日2026年10月4日
補足
ローマ帝国の時代に、皇帝ハドリアヌスの命により築かれた防塁。帝国領土への、ケルト人の侵入を阻止することが目的とされる。
10年もの歳月をかけ、110km余りの距離にわたって建設された。
考察
ハドリアヌスの長城は、ローマ皇帝ハドリアヌスがブリタニアを訪れた122年に建設が始まった、帝国北西部の国境施設である。現在のイングランド北部を東西に横切り、ウォールセンドからソルウェー湾方面まで約117km、ローマ里では80マイルに及ぶ。単純な一本の壁ではなく、濠、監視塔、マイルキャッスル、砦、道路などを組み合わせた大規模な軍事システムで、兵士たちは周辺を監視しながら人や物の移動も管理していた。
この長城は、ハドリアヌスの治世を象徴する政策転換とも結びついている。前帝トラヤヌスの時代には帝国が大きく拡張したが、ハドリアヌスは新たな征服を追うより、既存領土を安定させ国境を整備する方向へ重点を移した。長城もその一環であり、軍事的な防御だけでなく、帝国の領域を明示し、国境を越える往来を監視・統制する役割を持っていた。完全に外界を遮断する壁だったわけではなく、門を通じた移動や交易も行われていた。
ゲーム内の説明では「ケルト人の侵入を阻止することが目的」とされているが、実際の役割はもう少し広い。また「10年もの歳月をかけ、110km余り」という部分も補足が必要で、建設は122年に始まり、主要部分は少なくとも約6年で形になったとされ、その後も改修や増築が続いた。長さについては約117kmとするのが現在の一般的な値である。防壁そのものよりも、ローマが拡張から国境管理へ重心を移したことを示す巨大な仕組みとして見ると、この遺構の意味がはっきりしてくる。

