メモリアルアルバム「優しき女性の絵」※要オーナメント化
発見物情報
- 発見場所ナポリ
- 必要スキル探索 Lv2・美術 Lv4・イタリア語
- 冒険経験値120
- 初回発見日2026年9月10日
- 最終確認日2026年9月10日
補足
ラファエロ作の絵画。同じ題材の絵が複数あるため、この絵は通称でこう呼ばれる。由来は、左の聖ヨハネが小鳥のヒワをつれているからである。
考察
《ヒワの聖母》は、ラファエロがフィレンツェ滞在期の1506年頃に描いた作品で、聖母マリア、幼子イエス、幼い洗礼者ヨハネが穏やかな風景の中に配されている。現在はフィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵される。ラファエロはこの時期、レオナルド・ダ・ヴィンチらの作品から強い影響を受け、人物を安定した三角形にまとめる構図や、柔らかな大気表現を自らの様式へ取り込んでいった。
作品名の由来となったヒワは、左側の洗礼者ヨハネが幼子イエスへ差し出している小鳥である。一見すると子ども同士の愛らしい仕草だが、キリスト教美術ではヒワはキリストの受難を暗示する象徴として扱われた。赤い顔の色がキリストの血を連想させるともされ、穏やかな母子像の中に、将来訪れる受難の予告が静かに織り込まれている。
この作品は後世、所有者の家屋が崩壊した際に十数片に割れるほど大きな損傷を受けながら、修復を経て今日まで残ったことでも知られる。 『大航海時代 Online』では「ラファエロの名画」という比較的素直な題名で登場するが、その画面には、理想的な美しさと家族的な親密さ、そして受難を予告する象徴が同時に込められている。小さな一羽の鳥に注目することで、穏やかな聖母子画の奥にある物語まで見えてくる作品である。

