テラ・ノヴァ北岸から南南西へ進んだ先の洋上

発見物情報
補足
北米に浮かぶ島。気候は温暖で肥沃な大地を持つ。その昔、島の南側は大陸と陸続きだったといわれている。
考察
プリンスエドワード島は、カナダ東部のセントローレンス湾南部に浮かぶ島で、現在はカナダで最も面積の小さい州でもある。島の基盤は柔らかな赤色砂岩を中心とする堆積岩で、鉄分が酸化したことで特徴的な赤い土壌がつくられている。海岸には砂浜や砂丘、赤い断崖が続き、波による侵食を受けやすいため、現在も海岸線は少しずつ姿を変えている。
最終氷期が終わった約1万年前には、現在の島はまだ本土と陸続きだった。氷床が後退した後に海面が上昇し、約6000~5000年前には現在のノーサンバーランド海峡が海に覆われ、島として分離した。ゲーム内説明の「その昔、島の南側は大陸と陸続きだった」という記述は、地質学的にも裏付けられている。
赤い土壌は農耕にも利用され、現在では島の面積の3分の1以上が農地となっている。特にジャガイモ栽培は島を代表する産業として知られる。穏やかな農村景観の背景には、氷河の後退、海面上昇、砂岩の侵食という長い地形変化があり、プリンスエドワード島は今も自然の作用によって形を変え続けている島である。
