伝説のカヌー

『伝説のカヌー』を発見したゲーム画面

発見物情報

補足

ハワイキからアオテアロアに移住するために用いられたカヌーといわれている。相当古い状態で保存されているので、もしかすると本当にクペたちが移住するために乗ってきたカヌーかもしれない。

考察

マオリの伝承では、祖先たちはハワイキと呼ばれる故地からワカに乗ってアオテアロアへ渡ってきたと語られる。かつては「七隻の大艦隊」が一度に渡来したという説明が広く知られたが、現在では各地の伝承に四十を超える祖先のワカが登場し、複数回の航海と移住が重なっていったと考えられている。クペもその重要な祖先の一人で、多くのイウィの物語ではマタファオルアというワカで航海したと伝えられる。

こうした長距離航海を支えたのは、外洋航海に適した大型のワカだった。正確な形は分かっていないものの、祖先の航海船は大型のアウトリガー式、あるいは二つの船体を結んだ双胴式だった可能性が高い。帆と操舵用の櫂を備え、人員だけでなく数週間分の食料や水、移住に必要な物資を運べたとみられる。航海者たちは星の出入り、太陽、風、うねり、雲、鳥などを読み取り、器具に頼らず広大な太平洋を航行した。

ただし、ゲーム内で発見する「伝説のカヌー」を、クペたちが実際に使った船そのものと考えるのは難しい。クペの航海には複数の伝承があり、その時代のワカが現物として確認されているわけではない。一方、伝承と近年の復元航海を合わせると、ポリネシアの航海技術が遠距離移住を可能にする水準に達していたこと自体はよく裏づけられている。この発見物は、特定の現存船というより、アオテアロアへの移住を支えた祖先の航海ワカを象徴したものとして捉えるのが自然である。

この発見物を入手できるクエスト

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