旧約聖書のタペストリー

木製の机に広げた宝の地図とコンパス

タペストリーの地図 ヴェネツィアの教会 R2

発見物情報

  • 発見場所ヴェネツィア
  • 入手都市マルセイユ・アテネ
  • 必要スキル探索 Lv2・美術 Lv2
  • 冒険経験値35
  • 初回発見日2026年9月12日
  • 最終確認日2026年9月12日

補足

シモン・ブーエの原画をもとにした連作タペストリーの一つ。旧約聖書をもとにした内容で、全部で八枚あるという。分厚く豪華なゴブラン織りのタペストリーである。

考察

「旧約聖書のタペストリー」は、17世紀フランスで制作された旧約聖書を主題とする連作タペストリーを思わせる発見物である。ルーヴルには、シモン・ヴーエの原画をもとに制作された「旧約聖書の連作」が残されており、「水から救われるモーセ」や「アブラハムとイサク」など、聖書の場面が大画面いっぱいに展開されている。もとはルイ13世のために計画された連作で、王宮空間を飾る豪華な装飾でもあった。

タペストリーは単なる壁掛けではなく、宮殿内部を彩る重要な美術品だった。大きな織物は壁面を覆って室内を荘厳に見せるだけでなく、王や貴族の権威、信仰、教養を示す役割も担った。ヴーエは絵画の構図をタペストリー用の原画へ展開し、織工たちはそれを羊毛や絹の糸で巨大な画面へ置き換えていった。

興味深いのは、聖書という古い物語が、17世紀の宮廷美術として新しく演出されている点である。人物の大きな身振りや劇的な構図、豊かな衣装表現にはバロック美術らしい華やかさがあり、宗教物語であると同時に王宮を飾る視覚的な spectacle でもあった。絵画、織物、王権、信仰がひとつの作品群に重なっているところに、このタペストリーの面白さがある。

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