冒険は続くよ、どこまでも。

冒険というものは、もっと自由なものだと思っていた。行きたい街へ行き、気になる噂を追いかけ、時には道草を食う。ところが最近、どうも様子がおかしい。

「このクエストを受けるには、先にあちらを終わらせてください」

はいはい、分かりました。

「あちらを終わらせるには、こちらも必要です」

……はい?

「さらに別の系列も終わっていないと進めません」

冒険って、いつからこんなに面倒な手続きが必要になったの? しかも、ようやく目的のクエストにたどり着いた頃には、最初に何を探していたのか忘れている。これはいけない。

そこで『凪の航跡』に、新しいコンテンツ「シリーズ」を実装しました。共通のテーマでつながる連続クエストを、一本の相関図にまとめてしまおうという試みです!

記念すべき第1号は「ソロモンの鍵」。ドラゴンスレイヤー、ゼノビアの小剣、ソロモンの鍵。三つの系列をまたぐ、全21クエスト。これがまた、見事に絡み合っている。

剣を追いかけていたはずが宝玉を探すことになり、宝玉を探していたら別の宝玉が必要になり、気がつけばドラゴンの骨まで登場する。誰ですか、こんな壮大な回り道を考えた人は。

最初は紙にクエスト名を書き並べて、矢印でつないでみた。一本、二本、三本……。増える矢印。交差する系列。合流する前提条件。そして、途中で重大な事実に気づいた。

迷子の航海者を救うための相関図なのに、作っている私が一番迷子になっている。

これはもう遭難である。ただし、海上ではない。机の上で遭難している。

それでも、どうにか形になった。相関図を眺めれば、どのクエストがどこにつながり、何が記録済みなのかも分かる。もちろん、まだ確認できていない前提条件もある。そこは正直に「未確認」としておいた。分からないものを分かったふりして案内するのは、航海者として一番やってはいけないことだからね。

そんなわけで、「シリーズ」第1号、無事に出航。これで少しは、迷える航海者の役に立てるかもしれない。

さて、次はどんな連続クエストを調べようか。

……え?

次の相関図も作るんですか?

とりあえず、先に私の頭の中を整理させてください。w

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