生態調査と生物学がひと区切りついたので、今度は視認と地理学を上げるために地理職人へ戻りました。
ちょうど東南アジア方面にいたので、カリカットで転職できたのはかなり助かりました。
そこから少しずつ地理クエストを拾いながら進めていたのですが、気づけば今度は南米方面をうろうろしています。
生物を追いかけていたときは、草むらや森の中を探し回ることが多かったのですが、地理になると見る場所が一気に大きくなります。
海、湾、地峡、塩湖、渓谷。
同じ土地を走っていても、注目するものが変わるだけで、景色の見え方まで変わってくるのが面白いところです。
コピアポ周辺では、月の谷、タティオ間欠泉群、アタカマ塩湖と続きました。
どれも乾いた土地のイメージが強い場所ですが、調べてみると中身はかなり違います。
月の谷は塩と風雨に削られた地形、タティオは地下の熱が噴き出す地熱地帯、アタカマ塩湖は乾燥の中に水と生き物が集まる場所でした。
とくにアタカマ塩湖は印象に残りました。
白い塩原の中に水辺があり、そこへフラミンゴが集まってくる。
何もなさそうに見える乾燥地にも、ちゃんとその土地なりの生態系があるんだなと感じます。
そこから北へ進むと、グアヤキル湾やパナマ湾、パナマ地峡へ。
湾ひとつ取っても、海流、河川、湧昇、湿地など、海が豊かになる理由がそれぞれ違います。
地図上では同じような青い場所なのに、調べていくと性格がまるで違うのが面白いです。
パナマ地峡まで来ると、地理と歴史がかなり近づいてきます。
「ここを抜けられれば便利なのに」と思うような場所が、本当に後の時代には運河になっている。
しかも、距離が短いだけではどうにもならず、山や密林、洪水、病気まで立ちはだかる。
地形を見ることが、そのまま人の歴史を見ることにつながっていきます。
南米方面は、とにかく移動距離が長いです。
次の発見場所を見て、「今度はそこか」と思うこともしばしば。
それでも、行く先々で海の色も地形も話も変わるので、単調にはなりません。
地理の登録は、生物ほど分かりやすく姿のある発見物ではありません。
でも、その場所がどうして今の形になったのか、なぜ人が集まったのか、なぜ航路になったのかを調べていくと、思った以上に奥が深いです。
最近は、地図を一枚ずつ埋めるというより、その土地の背景を少しずつ拾っているような感覚になってきました。
まだ視認も地理学も10まではもう少し。
南米の海岸線を行ったり来たりしながら、しばらくはこのまま地図を埋めていこうと思います。
