『大航海時代 Online』を長くやっていると、現実のスポーツ中継の見え方が少し変わってくる。
特にそう感じるのが、オリンピックや世界大会の開会式。
各国の選手団が順番に入場してくるのを見ていると、普通なら「ああ、この国ね」で終わるところが、ゲームをやっていると妙なところで引っかかるんですよね。
「この国名、航海中によく見た」とか。
「この辺り、たしかあの街の近くだったよね」とか。
地理の授業で覚えた国名というより、船で行った場所として頭に残っている。
ゲームの中とはいえ、何度も寄港して、交易品を積んで、クエストで行ったり来たりしていると、知らない国だったはずなのに、いつの間にか少しだけ馴染みのある場所になっている。
そして、ときどきもっと面白いことがある。
入場してきた国の名前を見て、
「え? あの国って今もあるの?」
となる。
もちろん、こちらが勝手に昔の地名だと思い込んでいただけなのだけれど、ゲームでは歴史上の国や地域名、今とは少し違う呼び方もたくさん出てきます。
だから現代の国名を見たときに、
「あ、これは今も同じ名前なんだ」
とか、
「今はこういう国になっているのか」
と、ちょっと調べたくなる。
スポーツそのものとは全然関係ない。
でも、開会式を見ながら地図を思い出したり、航路を思い出したり、昔の国名と今の国を頭の中でつなげたりする。
たぶん、普通に見ていたら気にもしなかったことだと思う。
ゲームをやっているだけなのに、現実の世界を見るときの楽しみが少し増える。
こういうところも、このゲームを長く遊んでいて面白いところなのかもしれない。
選手の名前は覚えられなくても、国名には妙に反応するようになりました。
