クエストシリーズ「ギルガメシュ」#2
クエスト情報
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- 難易度★8
- 学問・種別考古学
- 前提クエスト星の宿る場所
- 前提発見物ギルガメシュ叙事詩
- 後続クエストノアの別名
- 必要スキル考古学 Lv10・イタリア語
- 冒険経験値136
- 報酬クロノクエスト 時を知る者_紀元前 (称号)
- 最終確認日2026年10月30日
依頼文
バスラの考古学者とは知り合いなのか? 彼からあんた名指しで依頼が来ていてな、ある手紙を預かっている。この手紙はナポリの学者まで届けてほしいとのことだ。遠距離だがよろしく頼むぜ。ナポリの学者も待ってるだろうしな!
ゲーム内の依頼文より
進行ルート
ナポリ|書庫
考古学の本を8回読む。イタリア語が必要(辞書メモで代用可能)。
考察
古代メソポタミアの英雄叙事詩に登場するギルガメシュは、都市ウルクを治める並外れた力を持つ王だった。しかし、その強大な力は民衆を苦しめてもいた。人々の嘆きを聞いた神々は、王に匹敵する存在として、粘土から野人エンキドゥを生み出した。
草原で動物たちと暮らしていたエンキドゥは、シャムハトという女性との出会いを通じて人間社会を知り、ウルクへ向かう。そこで耳にしたのが、ギルガメシュが婚礼の夜に花嫁へ優先的な権利を行使するという話だった。これに憤ったエンキドゥは、婚礼の家の入口に立ち、王の行く手を遮った。
二人の決闘は凄まじいものだった。互いに猛牛のように組み合い、扉の柱が壊れ、建物の壁が揺れるほど激しく争ったという。ところが、戦いは相手を殺すことなく終わる。ギルガメシュは膝をついて怒りを収め、エンキドゥは彼が神々によって王に定められた存在であることを認めた。勝敗の解釈には翻訳や研究による違いがあるものの、重要なのは互いの力を認め合ったことである。
この決闘は、単なる腕比べではない。ギルガメシュは、それまで自分の力を制止できる相手を持たなかった。エンキドゥは王の横暴を止める存在として現れたが、同時に、王が対等に向き合える初めての相手にもなった。
二人は争いの末に友情を結び、やがて杉の森の守護者フンババを討つ冒険へ旅立つ。しかし、その友情は永遠には続かない。後にエンキドゥが命を落としたことで、ギルガメシュは初めて死を自分自身の問題として恐れ、不死を求める旅へ向かうことになる。
神々が生み出したエンキドゥは、単に王の力を抑えるためだけの存在ではなかった。彼との出会いによって、ギルガメシュは他者を尊重することを知り、彼を失うことで人間の命の限界に直面する。
激しい決闘から始まった二人の友情は、強大な英雄が人間として成長していく物語の出発点だったのである。

