連続クエスト「鳥の羽が運ぶもの」#6
発見物情報
補足
赤いくちばしと、目を縁取る白い模様が特徴的。活動する時間のほとんどをつがいで過ごす。種子や果実などを主食とする。
考察
キエリボタンインコは、学名Agapornis personatus。英名ではYellow-collared LovebirdやMasked Lovebirdと呼ばれ、黒褐色の頭を取り囲む鮮やかな黄色の襟、緑色の体、赤いくちばし、そして目の周囲を縁取る白い裸出部が印象的な小型のインコである。自然分布の中心はタンザニア北部から中部で、アカシアやバオバブの生える草原や疎林、高原地帯などに暮らしている。
食べ物は草や樹木の種子が中心で、キビやモロコシなども利用する。数羽ほどの小さな群れから、条件によっては数十羽以上が集まることもあり、非常に社会性が高い。繁殖時には樹洞を利用し、雌が草の茎や樹皮を運び込んで内部に巣を作る。ボタンインコの仲間はつがい同士の結びつきが強いことで知られ、属名Agapornisもギリシャ語の「愛」と「鳥」に由来する。
ゲーム内ではモンバサ西での発見となっているが、野生の本来の分布域は主にタンザニア内陸部にある。一方、ケニアのモンバサなどには飼育個体に由来するとみられる移入個体群も知られており、この発見場所との重なりは興味深い。長く続いた鳥の調査の最後に、派手な飾り羽ではなく、つがいや群れで暮らす姿が記憶に残る鳥へたどり着くところも、「思い出に残ったもの」という題名によく似合っている。

