赤毛のエイリークのサガ

『赤毛のエイリークのサガ』を発見したゲーム画面

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クエストシリーズ「ヴィンランドの詩」#1

発見物情報

補足

ヴァイキングの英雄・赤毛のエイリークを中心とした物語。
エイリークのグリーンランド移住と、侠気のソルフィンによる西方探索が描かれている。

考察

『赤毛のエイリークのサガ』は、赤毛のエイリークによるグリーンランド移住と、その後に続くヴィンランド探索を描いたアイスランド・サガの一つである。題名にはエイリークの名があるものの、物語の中心にはソルフィン・カルルセフニと妻グズリーズの西方航海も大きく据えられている。現在知られる本文は中世後期の写本に伝わり、描かれる出来事から数世紀を経て書き留められたものなので、そのまま同時代の航海記録として読むことはできない。

それでも、ヴァイキングが優れた航海者だったというクエストの着眼点は史実によく合う。彼らは喫水の浅い船と帆・櫂を使い分け、沿岸航海だけでなく北大西洋を越えてアイスランド、グリーンランドへ進出した。航海では海岸線だけに頼らず、太陽や星、風向き、波、鳥など自然の手掛かりも利用したとされる。現代のような航海計器を前提にせず、経験と知識を積み重ねて海を渡っていた点に、彼らの航海技術の本質がある。

さらに、ニューファンドランド島のランス・オ・メドーでは、1000年頃のノース人の建物や船修理、鉄加工の痕跡が確認されている。サガに描かれた西方航海の細部すべてが史実と証明されたわけではないが、北欧の航海者が実際に北米へ到達したこと自体は考古学的に裏づけられた。ゲーム内の説明にある「エイリークのグリーンランド移住」と「ソルフィンによる西方探索」は、この作品の内容をかなり素直にまとめている。ただし、物語と史実を完全に重ねず、航海の記憶が数世紀を経てサガとして形になった点も押さえておきたい。

この発見物を入手できるクエスト

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